どうやって、チラシを配布するのがベストなのか?

先生がようやく完成させたチラシ。

「やっとできた!」

と、一息つきたいところですが、ちょっと待ってください。

まだ、最後の仕事が残っていますよね。

それは、完成させたチラシを、子どものいるお母さんの手元へ届けること。

先生が、チラシからたくさんの反響を得たいと思うなら、
適切な方法を使って、完成させたチラシを配布しなくてはなりません。


なぜなら、どれだけ集客力のあるチラシを作ったとしても、
配布方法を間違えると、まったく反響が得られなくなってしまうから。


たとえば、中高年男性向けの雑誌に、
女性用化粧品の広告が載っているところをイメージしてみてください。

この広告で、たくさん売れるでしょうか?

当然、あまり売れないことが予想できますよね。

塾のチラシも、これと同じです。

先生の塾のチラシが、どれだけ魅力的に仕上がったとしても、
また、発行部数の多い媒体を使って大量に配布したとしても、
ねらったターゲットに届く方法でなければ、たくさんの反響は得られません。


今回は、塾チラシの配布によく使われる、

・新聞折り込み
・タウン誌、地域情報紙折り込み
・ポスティング
・手渡し


これら「4種類」の方法に絞って、
どんな方法で配布するのがベストなのかを考えてみましょう。


Q. チラシの配布手段に、どんな違いがあるの?

1. 折り込みチラシ(新聞)

【主なターゲット】
・ファミリー層
・主婦
・高齢者

【メリット】
・一度に配布できる地域が広い
・配布エリアを限定した絞り込みもできる
・一度に配布できる枚数が多い
・新聞購読世帯には確実に届く
・新聞社が配布してくれるので、信頼感がある
・お金を払って購読しているものなので、読まれる確率が高い

【デメリット】
・大量のチラシに埋もれる
・同日に配布された他塾のチラシと比較されやすい
・新聞非購読世帯へは届かない

2. 折り込みチラシ(タウン誌、地域情報紙)

【主なターゲット】
・タウン誌、地域情報紙がターゲットとする特定地域の読者

【メリット】
・配布地域を細かく指定できる
・新聞非購読世帯へもアプローチできる
・新聞折り込みよりも、低コストで配布できる
・クーポンなどのお得情報が載っているので、目に止まる確率が高い

【デメリット】
・エリアが限定される
・配布時期がタウン誌、地域情報紙の発行日に限られる
・無料で配布されるので、読まずに捨てられる確率が高い

3. ポスティング

【主なターゲット】
・ファミリー向け、単身者向けなど、細かい絞り込みができる

【メリット】
・費用、過去の反響などで、配布エリアを自由に決められる
・サンプルと一緒に配布できる
・新聞非購読世帯にもアプローチできる
・郵便ポストに投函するので、受け取った人の目に止まりやすい
・自分で配布すれば、配布費用を抑えることもできる

【デメリット】
・一度に配布できる枚数に限界がある
・ポスティング禁止のマンションなどには、配布できない
・受け取った人を不快にさせる可能性もある
・チラシの大きさにより、二つ折りなどの加工が必要になる

4. 手渡し

【主なターゲット】
・見込みの高いエリア、ターゲットなど、自分で設定できる

【メリット】
・見込みの高いターゲットに絞り込み、配布できる
・サンプルと一緒に配布できる
・新聞非購読世帯にもアプローチできる
・配布時に、良い印象を与えることができる
・ターゲットの質問に即答えることができる

【デメリット】
・一度に配布できる枚数に限界がある
・チラシの大きさにより、二つ折りなどの加工が必要になる



Q. 結局、どれが一番いいの?


残念ながら、その答えは、1つだけではありません。

なぜなら、先生の塾の特徴や、先生がねらうターゲットの属性、
また、先生の塾があるエリアの特性などで、大きく変わるからです。


他にも、チラシの配布枚数や時期などでも、最適な配布手段は変わります。



Q. では、何を基準に選べばいいの?


先生が、チラシの配布手段を決めるときに注意すべき点。

それは、「チラシの配布枚数と到達率のバランスを考えて選ぶ」ことです。

到達率とは、「実際にチラシがどれくらいの人に見られたか」を示す割合のこと。

実は、この到達率は、チラシの配布手段によって、大きく変わるのです。


たとえば、新聞折り込みと地域情報紙の折り込みを比較してみましょう。

新聞折り込みの最大の特徴は、
新聞が、お金を払って購読しているものであること。


そのため、新聞を読まずに捨てるということは、ほぼありません。

結果的に、チラシがターゲットの目に止まる確率も高くなるでしょう。

しかし一方で、地域情報紙は、無料で配布されているケースがほとんどです。

勝手にポストに投函されるため、
受け取った人が読まずに捨ててしまう確率も高くなります。

これだけを見ると、新聞折り込みの方が、
地域情報紙折り込みに比べると、到達率が高いといえるでしょう。


しかし、インターネットの普及により、
新聞購読者の数は、年々減少傾向にあるといわれています。


ある研究機関の調査によると、新聞を定期購読していない人の割合は、
30代で約50パーセント、40代では、約40パーセントにもなるそうです。

一方で、60代以上では、約70パーセントの人が定期購読しているとの結果でした。


学習塾のチラシのターゲットになるのは、小中学生を子どもにもつ親の世代ですよね。

年齢でいうと、30代から40代が一番多いでしょう。

近年、新聞折り込みチラシで反響が得られにくくなった理由の一つに、
この世代の約半数が、新聞を定期購読していないことが挙げられるかもしれません。

この結果から考えると、先生の塾があるエリアによっては、
新聞非購読世帯にもアプローチできる地域情報紙が、有効になることもあります。


では、「新聞折り込みは、もうダメなのか」というと、一概にそうはいえません。

なぜなら、新聞を定期購読するということは、
それだけ、「お金に余裕のある世帯である」とも考えられるからです。

新聞を定期購読するお金のない家庭が、
毎月1万円の月謝がかかる学習塾に、子どもを通わせようと考えるでしょうか?

正直に言うと、私はあまり想像できません。

そう考えると、40代の約50パーセントにしか到達しないとはいえ、
その約50パーセントの世帯は、通塾費用を捻出できる可能性の高い世帯ともいえます。


チラシから多くの反響を得るには、このような配布手段ごとの特徴と、
先生の塾があるエリアの特性をあわせて戦略を考えなくてはなりません。

地域によっては、新聞折り込みがベストなこともあれば、地域情報紙とポスティングを組み合わせた方が、低コストで多くの反響が得られるというケースもあるでしょう。


そして、忘れてはいけないのが、しっかりとデータを取ること。

どのエリアに、どんな方法で、何枚のチラシを配布して、何件の反響があったのか?

これらのデータを取っていれば、たとえ、今回の広告で成果がだせなくても、失敗原因を探り、次回のチラシ配布時には改善し、たくさんの反響を得られるようになるからです。

先生が、苦労して作り上げたチラシ。

ぜひ、たくさんの反響が得られるよう、最適な配布方法を検討してみてください。



A. どうやって、チラシを配布するのがベストなのか?

・配布手段それぞれの特徴を知ること
・ターゲットとエリア特性にあったものを選ぶこと
・チラシの「配布枚数」と「到達率」のバランスが重要
・配布して終わりではなく、しっかりとデータを取ること

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