今回は、チラシの反響を上げる、簡単で効果的なテクニックをご紹介します。
どんな塾でもすぐに実践できる方法なので、ぜひ、次回のチラシで試してみてください。今から、その具体的な方法をお伝えしますが、その前に先生に考えてほしいことがあります。それは…
なぜ、チラシの反響が悪いのか?
その、そもそもの原因についてです。
当然、ひと言で「チラシの反響が悪い原因」と言っても、色々なものが考えられます。たとえば…
・他塾との差別化ができていない
・魅力的なオファー(目玉商品)がない
・興味を引くようなコピーが書けていない
・今すぐ問い合わせをする理由がない
など、これらも反響が悪い原因の一つと言えるでしょう。
しかし、どれだけ他塾と差別化できる要素があったとしても、また、魅力的なオファーを優れたコピーで伝えたとしても、「ある問題」をクリアしなければ意味がないんです。
その問題とは、「そもそもチラシが読まれない」ということ。
チラシがゴミ箱に直行していたのでは、反響が悪いのは当然ですよね。言い換えれば、「読まれない」というハードルさえクリアすれば、今より反響を上げることは簡単にできるわけです。
読まれない問題をクリアする簡単な方法
ここからが本題です。
私たちは、150教室、250案件以上の学習塾チラシを制作する中で、チラシが読まれない問題をクリアする簡単で効果的なテクニックがあることを発見しました。
しかも、このテクニックは「学習塾だけが使える方法」とも言えます。
超カンタンでありながら、先生のチラシを一発で「無視できないチラシ」に変えるその方法とは…
「キャッチコピーでターゲットを絞り込む」だけ
反響の高い広告を作るうえで、ターゲットの絞り込みは欠かせません。
広告やマーケティングについて勉強したことのある先生なら、「ターゲットの絞り込み」の重要性をご存じかもしれません。実際、多くの書籍やウェブサイトでターゲットの絞り込み方が解説されています。
たとえば、先生もライバル塾のチラシで、
・お子さまの成績をアップさせたいお母さまへ
・塾選びに悩んでいるお母さまへ
・次回のテストでお子さまに満点を取らせたいお母さまへ
などのコピーが大きく書かれているのを見かけたことはありませんか?・塾選びに悩んでいるお母さまへ
・次回のテストでお子さまに満点を取らせたいお母さまへ
これらのコピーは、「子どもの成績に悩むお母さん」にターゲットが絞られていますよね。一見すると、しっかりとターゲットが絞り込まれた反響の取れる良いチラシに思えます。
しかし、このようなターゲットの絞り込み方で反響が得られるのは、主にホームページなど、「ターゲットが自分から情報を探しにきたとき」です。
つまり、チラシのようなターゲットがじっくり読もうとしていない媒体では、そもそもの「チラシが読まれない」という問題をクリアできません。
では、どのようにターゲットを絞り込めば、一瞬目に止まっただけで読まずにはいられない「無視できないチラシ」になるのでしょうか?その答えは…
「学校名」でターゲットを絞り込むこと
●●中学のお子さまのいらっしゃるご家庭へ
このように、思い切って中学校名をチラシの一番目立つところに大きく載せてみてください。それだけで、簡単に無視できないチラシに変わります。
考えてみてください。
自分の子どもが通っている学校の名前を見て、保護者は無視できるでしょうか?普通はできませんよね。0.1秒目に止まっただけでも、そこに何が書かれているのか、続きが気になるはず。
なぜなら、直感的に「そこには自分に関係のある情報が書かれている」ことが伝わるから。
つまり、わずか数文字「●●中学」と大きく書くだけで、ターゲットに「自分に関係のある情報がある」ことが伝わり、先生のチラシは「無視できないチラシ」に変わるんです。
キャッチコピーの役割は、ターゲットの目を止め、そのあとに続くコピーを読ませること。
その簡単で手っ取り早い方法が、「チラシの一番目立つところに、先生が獲得したい中学校名を大きく載せる」という方法なんです。
学習塾だけが使えるこのテクニック。効果はすでに多くの塾で実証済みですので、ぜひ、先生も試してください。