先生が作るチラシの反響は、キャッチコピーで「何を言うか」で、ほぼ決まります。
なぜなら、先生のチラシを受け取ったお母さんは、キャッチコピーを見て「読むか、捨てるか」を決めるから。
前回の記事では、ベネフィットを伝えて、お母さんの興味を引く方法をお伝えしました。
今回は、「具体的にどんなキャッチコピーを書けば、チラシを受け取ったお母さんの注意を引きつけられるのか?」例をあげながら、わかりやすくご説明しましょう。
今からお伝えするキャッチコピー作りの「3つのルール」は、すでに数えきれないほどの広告に使われ、高い効果が実証されています。しかも、キャッチコピーを書いたことのない先生でも、すぐに使える効果的な方法です。
【ルール1】「役立つ情報があること」を伝える
第1のルールは、キャッチコピーで、「得になること」や「役立つ情報を」伝えること。
先生の塾のチラシを受け取ったお母さんは、家事や炊事、または仕事をしたりと、とても忙しくしています。スキマ時間にチラシを読むとしても、自分にとって何も役立たない情報を読むほどヒマではありません。
そこで、一番最初に目につくキャッチコピーで、「ここに役立つ情報があるよ」ということを伝えてあげましょう。
たとえば、
・3ヶ月で、偏差値を20アップさせる勉強法
・勉強嫌いなお子さんを「勉強好き」に変える簡単な方法
などのキャッチコピーなら、子どもの成績に頭を抱えているお母さんの注意を引きつけられるでしょう。・勉強嫌いなお子さんを「勉強好き」に変える簡単な方法
【ルール2】「得になること」と「好奇心」を組み合わせる
「得になること」を伝えるキャッチコピーに、さらに好奇心を刺激する要素を組み合わせてみましょう。
このルールのポイントは、キャッチコピーが目に止まった瞬間に、
「答えを知りたい」
「早く続きを読みたい」
と、思わせることです。
たとえば、
なぜ、◯×塾は、勉強嫌いで偏差値35しかない生徒を、
たった3ヶ月で、偏差値50までアップさせられるのか?
などのキャッチコピーなら、思わず答えを知りたくて読み進めてしまうでしょう。たった3ヶ月で、偏差値50までアップさせられるのか?
人間には、答えがわからないと「気もち悪い」と感じる心理があります。
先生も、テレビでクイズ番組なんかを見ていて、「答えは、CMの後!」と、途中で中断されると、何だか気もち悪さを感じませんか?結局、CMが終わるのをじっとこらえ、答えを知るまで待ってしまいます。
このように、人間には、「なぜ」とか「どうやって」など問いかけられると、どうしてもその答えを知りたくなる心理があります。
この心理をキャッチコピーで上手く利用することで、チラシをパッと見た瞬間に、思わず読み進めてしまう仕掛けを作ることができるのです。
【ルール3】 チラシを受け取った人に呼びかける
シンプルながら、効果的なのがこの方法。チラシを受け取った人に呼びかけてみましょう。
たとえば、
「勉強しなさい!」と叱ることに疲れたお母さんへ
というキャッチコピー。毎日ガミガミ叱っているお母さんなら、「あ、これ私のことだ!」と、反応せずにはいられなくなります。さらに、得になることや好奇心を刺激するコピーを続ければ、もう、先生の塾のチラシを読み進めずにはいられなくなるでしょう。
このルールを実践するときのポイントは、「ターゲットを具体的に絞り込むこと」です。
キャッチコピーを見たお母さんが、「これは、まさに私のことだ!」と、思うような内容でなければ、たいした効果は得られません。
たとえば、
・お子さんの成績を上げたいお母さんへ
というキャッチコピーよりも、
・お子さんに「せめて公立高校に入ってほしい」と、お考えのお母さんへ
・お子さんのテストの点数を見るたびに、ため息をついているお母さんへ
など、狙い撃ちしたほうが、チラシを読んでくれる確率はアップします。
これは、「カクテル・パーティ効果」という、心理効果を利用したキャッチコピーの一例です。
※カクテル・パーティ効果
騒がしい環境の中でも、自分に関係ある情報には、無意識に注意、意識が向く現象のこと。
騒がしい環境の中でも、自分に関係ある情報には、無意識に注意、意識が向く現象のこと。
思わず読んでしまうキャッチコピー「3つのルール」
【ルール1】「役立つ情報があること」を伝える
・3ヶ月で、偏差値を20アップさせる勉強法
・勉強嫌いなお子さんを「勉強好き」に変える簡単な方法
【ルール2】「得になること」と「好奇心」を組み合わせる
・なぜ、◯×塾は、勉強嫌いで偏差値35しかなかった生徒を、
たった3ヶ月で、偏差値50までアップさせられるのか?
【ルール3】 チラシを受け取った人に呼びかける
・お子さんに「せめて公立高校に入ってほしい」と、お考えのお母さんへ
・お子さんのテストの点数を見るたびに、ため息をついているお母さんへ
・3ヶ月で、偏差値を20アップさせる勉強法
・勉強嫌いなお子さんを「勉強好き」に変える簡単な方法
【ルール2】「得になること」と「好奇心」を組み合わせる
・なぜ、◯×塾は、勉強嫌いで偏差値35しかなかった生徒を、
たった3ヶ月で、偏差値50までアップさせられるのか?
【ルール3】 チラシを受け取った人に呼びかける
・お子さんに「せめて公立高校に入ってほしい」と、お考えのお母さんへ
・お子さんのテストの点数を見るたびに、ため息をついているお母さんへ
今回、ご紹介したキャッチコピー作りの「3つのルール」は、キャッチコピーを書いたことのない先生でも、カンタンに実践できる方法です。しかも、その高い効果は、数えきれないほどの広告テストで実証済み。
しっかりとポイントをおさえながら、反響の大きいキャッチコピー作りをしてみてください。